隔離されたPainter10.1 SP1アップデートパッチを発見した
現在使用しているPainterX。こいつのX.1へのアップデートファイルが見つけられず辟易していましたが、やっとこさ発見しました。
PainterXのアップデートファイル CPainterXSP1Update.exeをやっと見つけることができました。
Painter10.1 SP1アップデートパッチ
http://www.corel.com/akdlm/6763/downloads/Painter/X/SP1/CPainterXSP1Update.exe
散々日本の公式サイトやCorel Americaの旧製品ftp Archiveを探し回っても見つけられず、辟易していました。
Corelの公式ページからはリンクが貼られていない場所、なぜか他のPainterのアップデートファイルとは隔離され、ひっそりと納められていました。
不遇の歴史を持つPainterというソフト
photo by MrPhilDog
今回の件でPainterというソフトが、いかに不遇な道を辿ってきたのか実感することができました。
私が最初にペインターに触れたのは、ワコムタブレットが ArtPad シリーズと呼ばれていた頃で、その当時からのPainter使いのプロである吉井浩氏のイラストをパッケージに採用したArtPad2を見かけ一目惚れで購入しました。
オークファン:ArtPadII当時のパッケージ
ワコム タブレット シリアル ArtPad pro古いPCに最適 ほぼ新品の価格比較|コンピュータ|ヤフオク(ヤフーオークション)落札相場- オークファン(aucfan.com)
そのときのキャンペーンでPainter4がバンドルされていて、アップグレードを繰り返しながら現在でもPainterを使い続けています。
企業買収・合併の波
photo by 2create
その時代はなぜかアメリカでIT企業の買収や合併が流行しており、目立つ存在としてはAliasが開発・販売していたMayaがWavefront社との合併でAlias|Waveforntへ開発・販売が移り、最後はAutodeskがAlias|Wavefrontを吸収し現在に至ります。
Painterもその当時、企業買収の波に飲まれ、当初開発元にフラクタルデザインのロゴが表記されていましたが、後にメタクリエーションに売却、最後にCorelが買い取りました。
Corelに買収されたころにPainterの生みの親であるマーク・ジマーも開発から離れました。
Painterの生みの親であるマーク・ジマー
Mark Zimmer Talking About Painter 4 and Painter 5 ...
また海外での企業間買収のたびに日本語版サポート企業もコロコロと変わり、たらい回し状態だったのを覚えています。
アップデートファイルはしっかりと保存する
やっと見つけられたこと、この経験は勉強になりました。その都度上げられたアップデートファイルはしっかりと保存しておく。忘備録として記録しておきます。
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。